EDMとは『Electronic Dance Music』(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の略で、簡単に言うとエレクトロニックなダンス・ミュージックの事です。
エレクトロニックとはシンセサイザー(電子回路を用いた音の合成装置)、サンプラー(生の楽器や音声をデジタルデータ化してコンピューターに取り込んで、再生できる装置)と言う意味です。
アーティストではAvicii、Calvin Harris、David Guetta、Martin Garrix、Skrillex、Zeddなどが挙げられます。
よくUltraや毎年ベルギーで開催される世界で一番チケットが取りにくいと言われるTomorrowlandなどはEDMフェスと言われる事が多いですが、実際には違います。EDMアーティストは出演しますが、テクノ、トランスなど様様なジャンルのアーティストが出演するのでダンスミュージックフェスと言うのが正しいですね。
特に前者の日本でも開催されているUltra JapanはEDMフェスと言う言葉を使用しないで欲しいとメディアにも周知されています。
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ではEDMとは『Electronic Dance Music』とはどんなジャンルがあるか紹介して行きます。
目次
Big Room(ビッグルーム)
一番耳にしやすいのはこの言葉ではないでしょうか、四つ打ち(1小節に4分音符が4回続くリズム)でBPM(音のテンポ)128前後でのサウンドが主に挙げられます。
2010年前後にポップシーンでEDMを大ブレイクさせたDavid Guetta、トランス時代から活躍していたArmin van Buuren、Tiëstoはこの時期からこのジャンルを意識して曲が変化して行きました。
Hardwell、Dimitri Vegas & Like Mike、Martin Garrix、などDJランキングでも上位に名前が載るアーティストもこのジャンルです。
Progressive House(プログレッシブハウス)
先程紹介したBig Room同様こちらも同じジャンルと言われ、メロディを重視した曲調になっています。アーティストでは2013年に解散し、2018年に再結成した、Swedish House Mafia、惜しくも2018年4月に他界したAvicii、スウェーデン出身Alesso、毎年必ず来日するオランダ出身Nicky Romeroなどが挙げられます。
Dance Pop(ダンスポップ)
Popジャンルで一番思い浮かべる曲といえば、Aviciiが2013年にリリースした『Wake Me Up』でしょう。近年では自らヴォーカルも務めるThe Chainsmokersの勢いは凄いですね。
またCalvin Harris、ZeddもPopな感じの曲調をリリースした曲が多いです。テンポもややまったりなイメージがあります。
Bounce(バウンス)
多くはVINAI、TJRなどの名前が上がりますが、元々はオーストラリア・メルボルンの発祥の地であるMelbourne Bounceがあります。
このジャンルはとにかくテンポが良く心も体も思わず弾んでしまうのが特徴です。
Future House(フューチャーハウス)
2013年にあたりから、Don Diablo、Oliver Heldens、Tchamiなどのアーティストがこのジャンルの曲が多いです。
名前の由来はTchamiがSoundcloudで自分の楽曲に#Future Houseとタグ付したので話題になりました。
ベースラインが特徴的で、この3人は2018年にはメインフロアでプレイする事が多くなっていますね。
TRAP / DUBSTEP(トラップ/ダブステップ)
TRAPは、元々Hip Hopからこの言葉が使われる事が多く、Dubstepは2000年代前後にイギリスでこのジャンルが生まれ、そこからSkrillexがそこからアレンジした曲を作るようになり、Brostep(ブローステップ)とも言われています。
Yellow Claw、DJ Snakeもこのジャンルですね。